英語での電話応対の基本

英語での電話応対の基本は、ハキハキと、そしてゆっくり話すことです。英語に苦手意識を持つと電話応対で小声になって、かえって何を言っているのか分からなくなります。しかし早口で話すと、相手は英語ができると判断して、通常のネイティブ同士が話す時のスピードで返すので、ゆっくりすぎる程度が無難です。

また日本語の概念はなるべく忘れます。日本では電話を受けた際に「お世話になっております。」という表現をよく使いますが、英語にはこれに該当するフレーズがありません。

謙譲語や尊敬語がないので、部長や課長はまとめてMrやMissを使います。日本語を直訳しようとすると難しいので、電話応対での定番フレーズを把握しておくと安心です。

電話に出る時は
「Thank you for calling.」や
「May I ask who's calling,please?」を使います。

シンプルに「Good morning.」や
「Hello」で済ませる場合もあります。

相手の言葉が聞き取れない時は、
「Could you say that again?」

相手が用件のある人が分かったら
「Please hold.」と言うとスムーズです。

連絡相手が不在だった場合は、
「He is out of the office at the moment.」で返します。

ビジネスでは丁寧で改まった単語を使うことが多いです。例えば、「Could you」や「May I、please」を使った表現にするだけで、フォーマルになりビジネス向けのフレーズとなります。